サツキの実物を見て、ツツジとの違いがわかった

植物の観察が好きな私は、似たような花の違いについてインターネットで調べることもよくあります。しかしながら実際に調べてみたところで、アヤメとカキツバタとハナショウブのように違いがわかる花もあれば、いくら調べても違いがわからない花もあるのです。
その最たる例が、ツツジとサツキの違いです。
試しに「ツツジ サツキ 違い」というキーワードで検索してみると、2万以上のサイトにヒットします。そして複数のサイトにあたってみると、区別する方法として「花が咲く時期」「花の大きさ」「新芽の出る時期」「葉の形状」があがっています。
それによると、ツツジは開花時期が4月から5月頃と早く、花が大きめで、花の後に新芽が出ます。葉は大きめで、つやがなく細かな毛が密集して生えています。一方サツキは花の咲く時期が5月から6月頃と遅く、花が小さめで、花の前に新芽が出ます。葉は小さく、表面に光沢があります。
これだけの説明があれば、実物を見てすぐに区別がつけられそうな感じがします。でも実際のところ、いくら説明があっても、いくら画像を見ても、違いがわかりませんでした。4月でも小さめの花を咲かせて、葉の小さい木がたくさんあったからです。
新芽が出ているかどうかも、よくわかりませんでした。

ところが5月の後半になると、それまで咲いていたツツジの花が終わってしまった一方で、よく似た花をたくさん見かけるようになりました。
「そうか、これがサツキなのか!」このとき、ツツジとサツキの違いが自分なりにわかりました。地域による違いはあるかもしれませんが、ツツジとサツキは花が咲く時期で区別できます。4月から5月初めにかけて咲くのがツツジ。5月後半頃、ツツジの花が終わってから咲くのがサツキなのです。4月に咲いていた小さめの花がツツジなのかサツキなのか、あるいはサツキが4月に咲くことがあるのかどうかはともかくとして、5月後半に咲いていたのは明らかにサツキです。
実際にサツキを見てみると、サツキの花の方が、ツツジよりも心なしか丸みを帯びているような気がします。一方ツツジの花は、サツキに比べるとシャープな感じです。これはあくまでも自分の主観ですが…。
このようにツツジとサツキの違いが自分なりにわかったことから、インターネットの説明や画像に頼るよりも、自分で実際に実物を見ることの大切さを実感しました。まさしく「百聞は一見にしかず」ということわざの通りです。

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