プチ新婚旅行で温泉

5年ほどメキシコに住んでいたのですが、結婚を機に、一時的に日本に帰ってきていました。その期間を利用して、母が、実家のリフォームをしたいというので、OKを出しました。
というのも、母は、その頃定年前でまだまだ現役で朝から晩まで働いていましたから、リフォームを頼みたくても、家にいることができません。
2人弟達はいても、1人は関西、もう1人はそういうことに協力的ではないというか、誰かが家にいるのが苦手というのがあり、私がいることが母にとってとても都合がよかったのです。
そして、そのリフォーム業者のおじさんと私は顔見知りです。
「あ、帰ってきてたね、どうしたの」
「結婚するんで」
「それはおめでとう」
なんて話をしていたのですが、その話を覚えていたその業者さんが、何と後日私宛に手紙を送ってきてくれました。
それには箱根の温泉のついた有名ホテルのデラックスルームに泊まれるという招待券が入っていたのです。
その業者さんは箱根の温泉のリノベーションもよくやっているので、その招待券もその温泉からもらったものだと母は言っていたので、お金をかけさせてい内容で私としては安心しました。
旦那が日本に来るのは10日間しかなかったのですが、既に予定がぎゅうぎゅうでしたが、入籍日の夜はあいていたので、入籍したその足で箱根へ向かいました。
着いたのは既に夜で、予約していたディナーで入籍を2人で祝い、乾杯しました。
料理もおいしかったのですが、何よりも楽しみは温泉でした。
何しろ、外国に住んでいるとシャワー生活ですし、温泉はあっても裸で入るなんて習慣がありません。
やっぱり温泉は裸で入って全身スッキリするのがだいご味です。
いくつかあるお風呂に全て入り、最後は露天風呂に入りました。
そして、翌日ももちろん朝から温泉に入ってつるつるになって帰宅しました。
考えてみれば、あれが私達のプチ新婚旅行だったのだなと思います。
無料で大好きな温泉に入れて、お得な気分でした。

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